Hello, world¶
このガイドは、新しい Vapor プロジェクトを作成、ビルド、サーバーを実行する手順を説明します。
まだ、Swift や Vapor ツールボックスをインストールしていない場合は、インストールセクションを参照してください。
新規プロジェクト¶
最初のステップは、コンピュータに新しい Vapor プロジェクトを作成することです。ターミナルを開き、ツールボックスの新規プロジェクトコマンドを使用してください。これにより、現在のディレクトリにプロジェクトを含む新しいフォルダが作成されます。
vapor new hello -n
Tip
-n
フラグは、すべての質問に自動的に「いいえ」と答えることで、ベアボーンのテンプレートを提供します。
Tip
Vapor ツールボックスを使用せずに GitHub [テンプレートリポジトリ](https://github.com/vapor/template-bare)をクローンして最新のテンプレートを取得することもできます。
Tip
Vapor and the template now uses async
/await
by default.
Vapor テンプレートは、デフォルトで async
/await
を使用します。
macOS 12 にアップデートできない、または EventLoopFuture
を継続して使用する必要がある場合は、
--branch macos10-15
フラグを使います。
コマンドが完了したら、新しく作成されたフォルダに移動します。
cd hello
ビルド & 実行¶
Xcode¶
まず、Xcode でプロジェクトを開きます:
open Package.swift
自動的に Swift Package Manager の依存関係をダウンロードし始めます。プロジェクトを初めて開くとき、時間がかかることがあります。依存関係の解決が完了すると、Xcode は利用可能なスキームを表示します。
ウィンドウの上部に、再生ボタンと停止ボタンの右側にあるプロジェクト名をクリックして、プロジェクトのスキームを選択します。適切な実行ターゲットを選択してください。おそらく、"My Mac" が適しているでしょう。プレイボタンをクリックして、プロジェクトをビルドして実行します。
Xcode のウィンドウの下部に、コンソールが表示されるはずです。
[ INFO ] Server starting on http://127.0.0.1:8080
Linux¶
Linux やその他 OS (または Xcode を使用したくない場合の macOS も含む)では、 Vim や VScode のようなお好きなエディタでプロジェクトを編集できます。他の IDE の設定に関する最新の詳細は、Swift Server ガイドを参照してください。
プロジェクトをビルドして実行するには、ターミナルで以下のコマンドを実行します:
swift run
これにより、プロジェクトがビルドされて実行されます。初めてこれを実行すると、依存関係を取得および解決するのに時間がかかります。実行が開始されると、コンソールに以下の内容が表示されるはずです:
[ INFO ] Server starting on http://127.0.0.1:8080
Localhost へのアクセス¶
ウェブブラウザを開き、localhost:8080/hello または http://127.0.0.1:8080 にアクセスしてください。
次のページが表示されるはずです。
Hello, world!
おめでとうございます! Vapor アプリの作成、ビルド、実行することに成功しました! 🎉